葬儀社に聞いた千葉のしきたりはどんなところか
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千葉での葬儀を取り仕切っている葬儀社の人たちから聞いた、千葉の葬儀のしきたりについてまとめてみました。
先ほどから紹介しているしきたりと重複することもあるかもしれませんが、知識として知っておくと便利です。
【松戸市のある地域のしきたり】
告別式の時に別れの杯を交わします。
家族全員がお猪口に入れたお酒を回し飲みするものです。
また、丸く平らな餅を一升ますの裏に切ってのせ、塩をつけて皆に食べてもらう(餅がなくなるまで)しきたりがあります。
【成田市のしきたり】
通夜の晩に親族らが細く切った半紙でこよりを作ります。
こよりができたら結び目を5つ作り(結び目の数は地域によって違う)、できたこよりは出棺の前に棺の中に入れます。
どんな意味かはわかりませんが、このようなしきたりが残っているようです。
【匝瑳市周辺のしきたり】
匝瑳市周辺では、通夜の前に火葬が行われます。
これが原則となっていますので、告別式が終わったらすぐにお墓に埋葬します。
また、告別式はほとんどが午後始まりで、午後1時開式となるところが9割近くあります。
通夜前に火葬するので、故人の家から出棺するのが一般的となっており、軒下に青竹を横にぶら下げ、その下を棺が通るようにするしきたりもあります。
【いろんなしきたりを理解しよう】
このようないろんなしきたりがありますが、今はこの通りに行われていることは少ないようです。
しかし、昔から行われていたことで、何らかの意味があるものですから、一部で受け継がれていくことはあるでしょう。
このようなしきたりがあったことを理解しておきましょう。